フィッチ・レーティングスのフィナンシャル・インスティテューションズ・グループの積極的な活動によって、フィッチは銀行・保険会社・証券会社の信用格付のカバレッジおいて世界のリーダーとなるに至りました。フィッチの経験豊富なアナリストは世界各国のあらゆる主要金融機関だけでなく、中小規模の金融機関についても他に例を見ないほど幅広く網羅しており、包括的でタイムリーかつ透明性の高いリサーチを提供しています。フィッチのアナリストには、規制監督当局出身者から投資銀行、バイサイドの投資家、会計分野の出身者まで、多彩な才能と経歴の持ち主が揃っています。
銀行グループの格付プロセスでは、フィッチ・レーティングス独自の一連の格付尺度を用います。銀行単体ベースの財務特性に対するフィッチ・レーティングスの見解を示す個別財務格付とサポート格付を組み合わせることで、従来から広く知られている「AAA」を始めとする尺度を用いた格付を導出し、発行体とその発行証券に付与します。フィッチ・レーティングスのサポート格付は、金融機関の財務状況が悪化した場合に外部からの支援を受けられる蓋然性と支援の性質に対する重要な洞察を提供します。フィッチの銀行グループは銀行だけでなく、証券会社、投資銀行、ノンバンク、リース会社、および保険会社を除くあらゆる金融機関の格付を行っています。バランスシートの健全性や収益性、リスク管理など、金融機関の強みと弱点に関する定量分析が行われます。またアナリストは、経営戦略や経営手腕、事業環境、最も可能性が高い今後の事業展開など、定性的要因の評価も行います。最終的な格付は、主担当アナリストと、フィッチ・レーティングスの経営上層部を含む、経験豊かで独立したメンバーから構成される格付委員会が決定します。
フィッチ・レーティングスの保険グループは世界中の保険会社や保険関連会社についての格付とリサーチを提供しています。保険市場のグローバル化に伴い、本グループは、全てのリサーチおよび分析をグローバルな組織体系のもとに統合しており、各国間で格付手法が一貫したものになることを目指しています。同時にフィッチ・レーティングスは、各地域に拠点を置き、地域市場に精通した経営陣および主担当アナリストを任命して、各保険会社の格付がその地域独自の特徴を反映したものとなるよう努めています。保険グループは、国内市場についての専門知識とグローバルな視野とのバランスにより、市場においてその格付を際立ったものにしています。また、本グループでは、業界内の話題やトレンドについての包括的なリサーチも提供しています。

