カントリー・シーリングは、長期発行体向け尺度の符号(「発行体信用格付尺度」のセクションを参照)を用いて表され、フィッチが同じく発行体デフォルト格付尺度によって格付するソブリンに関わるものである。カントリー・シーリングは、民間セクターによる自国通貨から外貨への交換及び非居住者である債権者への送金が国家により禁止、又は、著しく制限されるなど、資本移動及び為替管理に関するリスク(送金・交換性リスク)についてのフィッチの見解を反映している。したがって、カントリー・シーリングは格付ではなく、当該国内のほぼ全ての発行体の外貨建て発行体格付に対する上限を表すものである。
国の信用力と送金・交換性リスクの緊密な関係から、カントリー・シーリングがソブリン格付より高い場合、カントリー・シーリングと同水準の格付はカントリー・シーリングがソブリン格付を上回っていない場合に比し、当該水準の格付として通常より高い変動性を示すことがある。