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日本のCMBS格付に対するストレス・テストを実施
2008年11月11 日 18:30
フィッチ・レーティングス−東京/シンガポール−2008年11月11日:
フィッチ・レーティングスは、「格付に対するストレス・テスト- 不動産価格の下落が日本のCMBSに与える影響」と題するスペシャルレポートを発表した。フィッチは、格付した日本の商業用不動産担保証券(CMBS)に対して様々なストレス・テストを実施し、担保不動産のネット・キャッシュ・フロー(NCF)の減少やキャップレートの上昇といった、ストレス・シナリオがCMBSの償還に与える影響を格付トランチごとに分析している。
本レポートでは日本の不動産市場の市場動向・実績を踏まえ、NCFの低下およびキャップレートの上昇の程度について数通りのシナリオを設定し、すべてのローンが満期時点でデフォルトしたものとして、担保不動産価格の下落から想定されるローンの回収額を求め、定められた支払順位に基づき償還に充当された場合のCMBS各トランチの損失率を算出している。
テストを行った中で最大のストレスは、NCFが20%減少しかつキャップレートが1.5倍に上昇することを想定したもので、それによる物件価格の下落を前提にローンの回収額を算出した場合、投資適格のトランチについて21.0%の損失が発生することとなるものの、フィッチが格付を付与したCMBSの残高の約60%を占めるAAA格トランチについては、損失は発生しないという結果となっている。
このほかレポートでは、物件売却型のローンを裏付資産として含むCMBSとそれ以外のものの損失率の比較、あるいはCMBSの発行年別にみたストレス・テスト結果等についても触れられている。
本レポートは、英語版は、フィッチのグローバル・ウェブサイト(www.fitchratings.com)から、日本語版については、日本語ウェブサイト(www.fitchratings.co.jp)からダウンロード可能である。
レポートのリンク先:
「格付に対するストレス・テスト- 不動産価格の下落が日本のCMBSに与える影響」
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