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フィッチ・レーティングスは、国際格付機関として、将来を見据えた独自の信用力評価の提供に努めています。組織の拡大と戦略的M&Aを礎に、世界中に約50の拠点を擁するフィッチのグローバルな専門的意見は、150カ国を超える資本市場をカバーしています。
フィッチ・レーティングスは、ニューヨーク・ロンドンの2都市を本拠地とし、フィッチ・グループの一部を構成しています。フィッチ・グループには、この他にも、フィッチ・レーティングスによるプロダクトの頒布チャネルであり、データ、分析等の関連サービスを提供するフィッチ・ソリューションズ、企業のリスク管理ソリューションを提供するアルゴリズミクスが含まれます。
フィッチ・グループの過半数の株式は、フィマラックS.A.(本社パリ)によって保有されています。
フィッチ・レーティングスの沿革
フィッチ・レーティングスの歴史は、1913年12月24日、ジョン・ノレス・フィッチがフィッチ・パブリッシング・カンパニーをニューヨークに設立した時から始まりました。フィッチ・パブリッシング・カンパニーは当初、ニューヨーク証券取引所などを対象に金融統計の出版を行っており、"Fitch
Bond Book" や "Fitch Stock and Bond Manual" をはじめとする重要な金融統計の提供で、投資家から高い評価を受けるようになりました。
1924年、フィッチでは、証券の分析・評価へのニーズの高まりを受け、今では一般的となっている「AAA」から「D」までの格付表示を導入しました。フィッチの格付と、専門スタッフによる緻密な分析は、投資家が債券を売買する際の重要な判断材料となりました。
フィッチは、米証券取引委員会(SEC)から初めて認可を受けた3格付機関のうちの1社です。
1989年以降、組織再編を行い、劇的な成長を遂げてきました。90年代、フィッチは投資家に対し、独自の調査、信用力評価の明確な説明、綿密な格付のモニタリングなどのサービスを、特に新しい分野であるストラクチャード・ファイナンスにおいて提供し、高い信頼を得てきました。
1997年、ロンドンを本拠地とするIBCAリミテッドと合併し、世界的に存在感が大幅に高まるとともに、銀行・その他の金融機関、ソブリンと守備範囲が一段と広がりました。IBCAとの合併により、フィッチは持ち株会社フィマラックS.A.の傘下に入りました。この合併はフィッチにとって、フル・サービスを提供するグローバルな格付機関を求める声に応えるための第一歩といえます。
さらに2000年に、ダフ&フェルプス・クレジット・レーティングス(本社シカゴ)、トムソン・バンクウォッチ(トムソン・ファイナンシャル・サービシス・カンパニーの格付業務部門)を買収し、海外拠点・関連会社が大幅に増加するとともに、格付サービスも、事業会社、金融機関、保険会社、ストラクチャード・ファイナンスなどの各分野で一段と強化されました。
こうした成長とM&Aのステップを経て現在にいたります。
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